カローラとシビックの5ドアが復活した意味

トヨタとホンダの看板車種はどう変遷したか

日本の大衆車時代を切り開いたトヨタの看板車種カローラと、ホンダ10代目シビック(シビック撮影:梅谷 秀司、カローラ撮影:風間 仁一郎)

トヨタ自動車が、カローラシリーズの12代目に当たる新型車「カローラ スポーツ」を6月26日に発表した。トヨタの看板車種の1つであり、伝統の車名を継ぐカローラとしては12年ぶりとなる5ドアハッチバック車の日本復活だ。

トヨタとホンダが再び挑む5ドアハッチバック

さかのぼること約10カ月前、ホンダも看板車種の「シビック」を、7年ぶりに日本で復活させた。10代目シビックは4ドアセダンと5ドアハッチバックで構成。5ドアハッチバックに限れば、7代目(2000~2005年)以来、13年ぶりの復活となる。

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国産車ではマツダ「アクセラ」やSUBARU(スバル)「インプレッサ」が守ってきた市場に、トヨタとホンダが再び挑む格好となる。欧州車では、いわゆる「Cセグメント」に分類される各社を代表する車種が並ぶ。フォルクスワーゲン(VW)「ゴルフ」、メルセデス・ベンツ「Aクラス」、BMW「1シリーズ」、プジョー「308シリーズ」、ルノー「メガーヌ」、ボルボ「V40」などがこのカテゴリーに属する。

そんなカローラとシビックはどのような歴史をたどってきたのか。なぜ一時は国内での販売をやめ、いま重なるように復活したのか。

カローラは、いまや世界へ販売されるグローバルカーと位置づけられる。だが、国内市場へは2006年から独自の車種を展開してきた。理由は、国内の5ナンバー車を継続するためである。これまで4ドアセダンの「カローラ アクシオ」やステーションワゴンの「カローラ フィールダー」として5ナンバーの国内用に位置づけられてきたカローラのモデルチェンジは先になる。国内用が引き続き5ナンバー車が残されるのか、あるいはハッチバック同様3ナンバーとなるのか、トヨタはまだ明言していない。

 
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