31歳目前のメッシ、宿願のW杯優勝へ正念場 初戦に勝ったクロアチアと21日に対戦

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 6月20日、サッカーのアルゼンチン代表リオネル・メッシは、現在開催中のW杯ロシア大会で宿願の優勝を果たすための正念場を迎えている。モスクワで16日撮影(2018年 ロイター/Carl Recine)

[ニジニ・ノブゴロド(ロシア) 20日 ロイター] - サッカーのアルゼンチン代表リオネル・メッシは、現在開催中のワールドカップ(W杯)ロシア大会で宿願の優勝を果たすための正念場を迎えている。

24日に31歳の誕生日を迎えるメッシは、所属のスペイン1部バルセロナでは獲得できる可能性のあるタイトルを全て勝ち取ったが、代表チームでは主要大会であるW杯と南米選手権での優勝経験がない。

そのことは多くのアルゼンチン人にとって、メッシは現在世界で最高のサッカー選手かもしれないが、1986年にW杯優勝を成し遂げたディエゴ・マラドーナ氏の域には達していないという意味を持つ。

次戦に向けて現地入りしたアルゼンチンの男性ファンは「私もみんなもメッシを愛している。しかし、彼は代表チームでうまくいっていない」とコメント。「優勝カップを掲げ、マラドーナと比較される論争を終わらせてほしいが、現実的には前回のブラジルW杯が最大のチャンスだった」と、ドイツとの決勝戦に0─1で敗れたことに言及した。

アルゼンチンはW杯南米予選を通じて苦戦が続き、メッシの宿願達成は困難とみられてきた。そして、大会初戦のアイスランド戦でメッシがPKを失敗したことで、状況はより厳しさを増した。

1次リーグD組のアルゼンチンは、初戦に勝ったクロアチアと21日に対戦する。

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