夏休みの旅行計画は「早めが吉」の3つの理由 「予算が抑えられる」だけでない効果とは?

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旅行雑誌を買って、おすすめスポットをチェックしたり、おいしいランチを出すお店をピックアップすることは、「外れ」を減らすだけでなく、期待値を高めていく行為でもあります。

夫婦での旅行でしたら、行き先や立ち寄るスポットについて食後に話し合うような時間を少し取れば、その時間も「旅行の一部」になります。

もし、子どもが小学生の高学年か中学生以上であれば、子どもに旅行のプランを考えさせてみたり、一緒にプランニングしてみるのもいいでしょう。

地元の歴史についてちょっと勉強させて家族の団らん時に発表させてみたり、観光スポットを行きたい順に考えさせてみたり、旅程を少し検討させてみることは、子どもにとって「わくわく」を醸成するよい機会になりますし、教科書にはない勉強にもなるはずです。

子どもと「あと2週間で旅行だね」と寝る前に話したら、子どもが「美ら海水族館(沖縄)でジンベイザメ見るのが楽しみ!」とワクワクした顔で返事をしてくれれば、これはもう、行く前から旅行の費用の何割かは回収したようなものです。

60日くらい早い予約をしておけば、そうした「わくわく感の醸成」にその時間を使うことができるのです。

この夏に限らず、旅行は2カ月前から考えてみよう

ある日突然、バックパック1つ抱えて行く当てのない旅行に出掛けるのも悪くありません。また毎日仕事で忙しい日々から、いきなり解放されて、ぱっと旅行に出る開放感も何物にも代えがたいものがあります。当日いきなり予約すると、宿によってはちょっと安く泊まれることもあります。

しかし、トータルでコスパを高めてみたいと考えるなら、旅行の計画は早めに、が吉であろうと思います。特に家族旅行であるほど、前もっての計画が当日の満足度を高めてくれるはずです。

ぜひ「2カ月前プランニング」を考えてみてください。いつもよりぐっと、楽しい旅行になりますよ。

山崎 俊輔 フィナンシャル・ウィズダム 代表 ファイナンシャルプランナー

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やまさき・しゅんすけ / Syunsuke Yamasaki

1972年生まれ。中央大学法学部卒業。企業年金研究所やFP総研を経て2001年独立。全国紙などで連載。著書に『普通の会社員でもできる日本版FIRE超入門』など。

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