服役中の誘拐犯が語った「狙われる子の特徴」 専門家による聞き取り調査で浮かび上がる

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犯罪心理学者で東京未来大学子ども心理学部長の出口保行教授も、

「危険な人は危険な格好をしているわけじゃないことを、きちんと教えるべきなんです」

としたうえで、犯行に及ぶ際の犯人の行動を説明する。

「常に大人の目が必要」

「事前の調査を綿密にしている。ターゲットを決めて、1~2週間ほど観察し、何時ごろにどこを通るか、どこからひとりで歩くなどと調べ上げ、待ち伏せポイントで誘拐をするのです」

これらは幼児誘拐をして服役中の受刑者から聞き取り調査し、浮かび上がった手口だ。抑止力になるのは地域の目だと、出口教授が続ける。

最も多い犯行時刻は午後3~4時台の路上で、ターゲットは7~8歳。つまり小学校低学年の学校帰りなんです。この時間帯に、地域の人に玄関先を掃いてもらうとかすればいい。犯罪者は人の目を非常に気にするんです。これも受刑者の生の声です」

さらに子どもには緊張感の大切さを説く。

「犯罪者が襲うかどうか最後に判断するのは、相手が緊張しているかどうか。緊張している子は、襲った瞬間に大声を出したり、暴れたりするかもしれない。逆に安心しきっている子は襲いやすい」

碓井教授も、「子どもを孤立させないために、常に大人の目が必要」と訴える。

「地域住民と子どもが気軽にあいさつできるようにしておく。見守り活動も“ながら見守り”がいい。ガーデニングの水やりや犬の散歩の時間は、登下校に合わせる。余裕があれば夕方は玄関のドアを開けっぱなしにして、家の前を通る子どもの様子を見る」

と提唱しつつ注文もつける。

「見守りする方が、深刻な顔をしてちゃいけません。子どもを安心させるのは笑顔です」

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