鳥肌!グーグルの「AI電話機能」がヤバすぎる

人間との複雑な対話もラクラク

本映像の冒頭から36分のところで行われるAIとヘアサロン、AIとレストランとのやりとりのデモを聞くと、鳥肌が立つはずだ(映像:グーグル)

ウェブによる予約システムを持っていないヘアサロンやレストランであっても、Googleアシスタントが電話を掛けて、予約を取ったり混雑状況を聞くことができるというデモだ。ぜひユーチューブに上がっている動画をみてほしい。

レストラン従業員の要領を得ない対応にも的確に対応してみせるデモを披露した(写真:グーグル)

ヘアサロンの予約、レストランの予約についてのデモだったが、電話に出た相手が返す、要領を得ない回答に対しても、会話をする中で見事に予約を済ませてしまう様子には、言葉を失った。

たとえば電車や車で移動していて自分で通話するのがはばかられる中で、友人との待ち合わせ場所の近辺で夕食の店を予約する際、Googleアシスタントからお店の状況や予約を電話で聞いてもらう、といった使い方ができるようになる。

もうひとつのすごい使い道が、言葉の通じない国でのやり取りだ。その国の言葉がしゃべれなくても、レストランやホテルの予約をできるようになるだろうし、アクセシビリティ機能としての活用も期待できる。この衝撃は巨大だ。

AIアシスタントは音声だけじゃない

グーグルはアマゾンと違い、ディスプレーとカメラが備わるスマートフォンのプラットフォームAndroidを擁している。また、Gmail、Googleマップ、Googleフォトなど、すでに多くのユーザーに使われているアプリも存在している。これらにGoogleアシスタントが融合していく未来を見せてくれた。

Googleレンズは、スマートフォンのカメラでかざしたものを読み取る仕組みだ。文字であればテキストとして認識し、実世界の看板などからコピー&ペーストも可能になる。また街角を写し出せば、そこにある店の名前とメニューや料理の写真、評価がわかる。花や動物の名前もすぐにわかる。これで、音声では言い表せないものでも、それが何かを知ることができ、情報の深掘りが可能になる。

またGoogleマップとアシスタントとの連携機能は秀逸だ。歩行のナビ中にカメラを起動すると、その道をどちらに曲がれば良いか、矢印を表示してくれるのだ。地下鉄がある都市で頻発するのは、出口を出てからどちらに歩けば良いのかわからなくなること。その問題をカメラで解決してくれる。

Googleフォトのアシスタント機能は、すでに写真を自動的にアルバムにまとめたり、写っているものを認識して検索可能にする仕組みを実装している。これにGoogleレンズ機能が加わり、被写体を認識してWikipediaなどの情報を参照できるようになった。

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