こうした作業効率の向上を支えているのが、店舗運営の「標準化」だ。競合のヤオコーは、店長に大きな裁量を与えることで地域特性に応じた店舗を展開し、収益を伸ばしている。これに対して、ベルクは店舗運営のフォーマットを統一し、本部主導で100店を超えるすべての店舗で同じ店作りを追求している。
本部が各店舗に指示を出して同じような店作りをするのは、チェーンオペレーションとしては一般的であろう。その点、ベルクは徹底の“度合い”が違う。
強みの源泉である”本部主導”
まず、店舗の広さは大型の約600坪に統一。小型、中型の店舗には決して手を出さない。品出し作業をするスタッフがいても買い物カート2台がすれ違えるように、ゆったりとした通路スペースを確保するためだ。
店舗の広さが均一であるため、店内レイアウトも基本的に全店同じ。商品棚や冷凍ケースなどの大きさや形状も同様だ。備品も店舗側の独自の判断では購入できない。モップやガラスクリーナーといった清掃道具が必要な際は、リストの中から本部に注文して取り寄せる仕組みになっている。
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