マスターズ参戦、タイガー・ウッズ効果の凄み

3年ぶりに復帰、チケットも大幅高騰し主役に

タイガー・ウッズのプレー中の様子(筆者撮影)

タイガーが4度目の腰の手術から復帰したのは、昨年12月のヒーロー・ワールド・チャレンジ。まだ、この時点ではマスターズは見えていなかった。今年1月のPGAツアーから参戦し、マスターズへの道が本格化した。

さらに、バルスパー選手権で2位、直前のアーノルド・パーマー招待で5位に入ると、単に出場するだけでなく、優勝への期待も高まり、タイガー効果がマスターズのチケットに表れた。マスターズのチケットは数多くのスポーツシーンの中でも、手に入りにくいチケットの筆頭である。

マスターズのチケットは簡単に買えるものではなかった

現地では「Masters Badges」と呼ばれているが、代々のパトロンが権利を持っていて一般には市販されていなかった。2012年から、マスターズ委員会が一部インターネットで販売を始めたが、これも申し込んでからの抽選で、申し込めば買えるというものではなかった。

2018年のチケットは昨年の5月1日~6月1日が申込期間で、ラッキーなことに当選すれば、練習日(月曜~水曜日)は75ドル/日(約8250円)、本選(木曜~日曜)は115ドル/日で購入できる。ゴルフを見るのに115ドル(約1万2650円)が高いか安いかは、個人の価値観ではある。

しかし、これはあくまでもチケットの定価である。日本のツアーでも5000円/日程度で、タイガーや、フィル・ミケルソン、ローリー・マキロイ、ジョーダン・スピース、ダスティン・ジョンソンが参加する世界最高峰の試合を見られるとすれば安いのかもしれない。

それでは、代々のパトロンでもなく、抽選にも当選しなったら、どうするのか。チケット販売業者から購入することができる。たとえば、米国のスポーツやコンサートのチケット再販売会社の大手「TicketCity」のホームページを見れば、価格がわかる。これらのチケットがどのようなルート、ノウハウでチケット販売業者が入手するかわからないが、現実に販売していて、価格も表示されている。この価格にタイガー効果が明確に表れている。

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