アップル、1-3月期業績は予想上回る水準に iPhone販売ほぼ予想通り、株価一時3.7%高

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 5月1日、米アップルが発表した第2・四半期決算(3月31日まで)は、売上高と利益が市場予想を上回った。3月撮影(2018年 ロイター/Dado Ruvic)

[1日 ロイター] - 米アップル<AAPL.O>が発表した第2・四半期決算(3月31日まで)は、売上高と利益が市場予想を上回った。iPhone(アイフォーン)の販売が堅調だった。

株価は引け後の取引で一時3.6%高をつけた。

アイフォーンの販売台数は5220万台、市場予想は5230万台。前年は5070万台だった。

売上高は611億ドルで、前年同期の529億ドルから増加。トムソン・ロイター・エスティメーツのアナリスト予想は608億ドルだった。

アイフォーンの販売価格平均は728ドル。市場予想は742ドルだった。

販売価格は前年同期の655ドルから大幅に上昇した。高価格モデルの「iPhoneX(テン)」の販売が好調だったとみられる。ティム・クック最高経営責任者(CEO)は、iPhoneXの売れ行きがどのモデルよりも良かった、と述べた。

4─6月期の売上高は515億ー535億ドルになると予想。30日時点の市場予想は516億ドルだった。

1株当たり利益は2.73ドルで、市場予想の2.68ドルを上回った。前年同期は2.10ドルだった。

音楽配信サービスの「アップルミュージック」やアプリ販売の「アップストア」などのサービス事業の売上高は91億ドル。予想の83億ドルを上回った。世界的にスマートフォン販売が低迷するなか、投資家はサービス事業の拡大を期待していた。

フォレスターのアナリスト、ジュリー・アスク氏は、サービス事業の業績は好調だったとした上で、一度だけダウンロードでサービスを利用するのではなく、毎月定額料金を支払う契約者を増やす必要があるとの見方を示した。

アップルはまた、新たに1000億ドルの自社株買いを実施すると発表。四半期配当も16%引き上げると明らかにした。

*内容を追加します。

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