これ以外の世界初公開車種としては、ホンダのプレミアムブランドであるアキュラの新型「RDX」、GM(ゼネラル・モーターズ)のキャデラック「XT4」があった。いずれもレクサス「NX」、BMW「X3」などのライバルとなるSUVだ。
先月開催されたジュネーブショーでワールドプレミアとなったレクサス「UX」、ヒュンダイ新型「サンタフェ」も米国に初上陸した。
電動車両にスポットを当てたブランドも
SUVの次に目立っていたのは電動車両だった。プレスセンターには専用パンフレットが置かれ、ホールには案内ボードも用意されていたほどだ。
車種としては、今年1月のデトロイトショーでプロトタイプが展示されたホンダのハイブリッド車(HV)「インサイト」の新型、ヒュンダイのプレミアムブランドたるジェネシスの電気自動車(EV)コンセプト「エッセンティア」、経営破綻したフィスカー・カルマの復活版であるプラグインハイブリッド車(PHV)カルマ「レヴェーロ」などがあった。
3代目となる新型インサイトは、シビックとアコードの中間の車格に上級移行しており、スタイリングもシビック・セダンに似たファストバックの4ドアセダンになった。アコードやオデッセイに積まれる2モーター式ハイブリッドシステムに1.5Lエンジンを組み合わせた新しいシステムを積んでいる。
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