「RAV4」「RDX」NYで初公開された新型車の姿形 国際オートショー、注目はやはりSUVだった

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これ以外の世界初公開車種としては、ホンダのプレミアムブランドであるアキュラの新型「RDX」、GM(ゼネラル・モーターズ)のキャデラック「XT4」があった。いずれもレクサス「NX」、BMW「X3」などのライバルとなるSUVだ。

アキュラ「RDX」が日本で展開される予定は今のところないとみられる(筆者撮影)
キャデラック「XT4」はレクサス「NX」などのライバルとなる(筆者撮影)

先月開催されたジュネーブショーでワールドプレミアとなったレクサス「UX」、ヒュンダイ新型「サンタフェ」も米国に初上陸した。

電動車両にスポットを当てたブランドも

SUVの次に目立っていたのは電動車両だった。プレスセンターには専用パンフレットが置かれ、ホールには案内ボードも用意されていたほどだ。

車種としては、今年1月のデトロイトショーでプロトタイプが展示されたホンダのハイブリッド車(HV)「インサイト」の新型、ヒュンダイのプレミアムブランドたるジェネシスの電気自動車(EV)コンセプト「エッセンティア」、経営破綻したフィスカー・カルマの復活版であるプラグインハイブリッド車(PHV)カルマ「レヴェーロ」などがあった。

3代目となる新型インサイトは、シビックとアコードの中間の車格に上級移行しており、スタイリングもシビック・セダンに似たファストバックの4ドアセダンになった。アコードやオデッセイに積まれる2モーター式ハイブリッドシステムに1.5Lエンジンを組み合わせた新しいシステムを積んでいる。

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