トヨタ、「パーク24」とカーシェアを実験へ 

通信型サービス開発に活用

 4月3日、トヨタ自動車とパーク24は、東京都心の一部で6月から2019年3月末までカーシェアリングサービスの実験を行うと発表した。パーク24が展開する同サービス「タイムズカープラス」で、トヨタの多目的スポーツ車(SUV)「C―HR」60台を導入。写真は都内で昨年2月撮影(2018年 ロイター/Kim Kyung Hoon)

[東京 3日 ロイター] - トヨタ自動車<7203.T>とパーク24<4666.T>は3日、東京都心の一部で6月から2019年3月末までカーシェアリングサービスの実験を行うと発表した。パーク24が展開する同サービス「タイムズカープラス」で、トヨタの多目的スポーツ車(SUV)「C―HR」60台を導入。C―HRにトヨタの通信型ドライブレコーダーや両社のカーシェアリング機器を搭載してデータを収集・分析する。

トヨタはコネクテッドカー(ネットに常時つながる車)の普及に備え、収集した情報を活用したサービス開発を強化している。今回の実験で得られる情報を人口知能(AI)で分析するなどして構築中のモビリティーサービスプラットフォーム(MSPF)の機能拡充を目指す。車両の安全性向上や保守の効率化などが実現できる新たなサービス開発につなげたい考えだ。

新たなモビリティサービスを実現するための連携を検討

タイムズカープラスは車両数2万台以上、会員数90万人以上を持つ国内最大規模のカーシェアサービス。パーク24はトヨタとはすでに、同社のパーソナルモビリティー「i―ROAD(アイロード)」や「Ha:mo(ハーモ)」を活用した実証実験で協力しており、両社で今後、新たなモビリティサービスを実現するための連携を検討する。

トヨタはMSPFの機能拡充に向けて相次いで他社との連携を拡大している。3月には米レンタカー大手エイビス・バジェット・グループ<CAR.O>と提携し、通信機能を備えた車両を1万台供給することを発表。昨年8月には東南アジア配車サービス最大手グラブとの協業も発表、車両100台に通信型ドライブレコーダーを搭載してデータを収集・分析し、車両保険やドライバー向け金融サービス、保守などのサービス開発に役立てている。

(白木真紀)

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