大坂なおみ、爆発的なパワーでツアー初優勝 BNPパリバ・オープンで快挙
[18日 ロイター] - テニスのBNPパリバ・オープンは18日、米カリフォルニア州インディアンウェルズで試合を行い、女子シングルス決勝では、世界ランク44位の大坂なおみが同19位のダリア・カサキナ(ロシア)を6─3、6─2のストレートで下し、ツアー初優勝を飾った。
大坂は今大会、元世界ランク1位のマリア・シャラポワ(ロシア)、第5シードのカロリナ・プリスコバ(チェコ)、準決勝では現世界1位ランクトップで第1シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)をそれぞれストレートで破り、順調に勝ち進んできた。
決勝は20歳同士の対決に
20歳同士の対決となった決勝は、カサキナの10本に対して大坂は23本のウィナーを打ち込んだほか、ファーストサーブでは79パーセントのポイント獲得率を記録し、爆発的なパワーを見せた。試合時間はわずか1時間10分だった。
大坂は「たくさん努力すれば良いプレーができる。シーズンが始まった時、すべての試合ですごく良いプレーをしたいと思った。ひとつひとつの試合に集中して臨みたい」と述べた。
この結果、19日に女子テニス協会(WTA)が発表する世界ランキングで、大坂はキャリア最高の22位となる見通し。同選手は「今の順位はあまり気にしていない。今回のような良いプレーをしていけば、シーズン終わりにはかなり高い順位になると思う」と話した。
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