JT、ロシアたばこ会社3社を1900億円で買収へ

買収によりロシアでのシェアは40%に

3月16日、JTはロシアのたばこ会社JSC Donskoy Tabak(DT)など3社を買収することで合意したと発表した。写真は2016年5月、都内のJT本社を撮影(2018年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 16日 ロイター] - JTは16日、ロシアのたばこ会社、JSC Donskoy Tabak(DT)など3社を買収することで合意したと発表した。株式取得額は900億ルーブル(約1710億円)、純有利子負債を含めた買収額は1000億ルーブル(約1900億円)。買収により、世界第3位の市場であるロシアでシェアが40%に高まる。

買収は2018年7―9月期の初頭に完了する予定。資金は手元資金と借入で賄う。JTの岩井睦雄副社長は「DTは短期的にも利益成長に貢献するほか、中長期のシナジーを見込んでいる」とコメントしている。

買収する3社はDTのほか、JSC Pereslavl―Tabak(PT)とSyneteristiki Kapnoviomihania Ellados Sekap S.A.(SEKAP)。DTとPTの全株、SEKAPの発行済み株式の94.97%を取得する。

DTはロシア市場で約7%のシェアを持つ第4位のたばこ会社。拡大している低価格帯で「Donskoy Tabak」や「Kiss」などのブランドを有している。

3社とその連結子会社を一つの企業とした場合の2017年の売上収益は158億ルーブル(300億円)、営業利益は34億ルーブル(66億円)、当期利益は19億ルーブル(36億円)。

(清水律子)

マーケットの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 草食投資隊をフォローせよ
  • 最新の週刊東洋経済
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • 中原圭介の未来予想図
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
白川日銀前総裁インタビュー<br>中央銀行の役割とは

退任から5年半。総裁就任前を含め、日銀とともにあった足跡を記した著書『中央銀行』が出版された。なぜ今沈黙を破ったか、金融政策が数々の批判にさらされたのはなぜか。日本経済の持続可能性への思い、中央銀行の果たすべき役割とは。