「確定申告」、遅れた時のヤバ過ぎる3大罰則 30%近く所得税が増えるケースも

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延滞税は年2.6%。期限後申告した翌日から2カ月以降は年8.9%(2018年の場合)。申告が遅れた日数に比例して、納める税金は増えていきます(唯一の救いは、複利ではなく単利であること)。

さらに、確定申告の期限を過ぎた後、税務署から連絡を受けて申告する場合は、無申告加算税が15%に増額されます(所得税が50万円までの場合。50万円を超えると、20%に増額)。

【確定申告の期日を過ぎてから、自主的に申告する場合】
本来支払うべき所得税+5%の無申告加算税+2.6~8.9%の延滞税
【確定申告の期日を過ぎた後、税務署から連絡を受けて申告する場合】
本来支払うべき所得税+15~20%の無申告加算税+2.6~8.9%の延滞税

確定申告が遅れるだけで、最低でも5%、多い場合は30%近く税金が増えてしまうわけです。

それ以外にも、期限後申告をしてしまうと、税務署から目をつけられやすくなるリスクが高まります。つまり、税務署の書類に対するチェックが厳しくなったり、税務調査に来る可能性が増えたりするわけです。

国税庁ないし税務署はルールを守る人には寛容ですが、ルールを守らない人に対しては恐ろしいほどに厳しいことを覚えておいてください。

3月15日までに確定申告を終わらせるために

まだ期日まで5日あります。確定申告書類ができていない人は急ぎましょう。自分の「収入」と「経費」「控除」さえ明らかにできれば、書類はすぐに作れます(経費と控除については、前回の記事を参考にしてください)。

あなたの2017年の収入や経費など証明する書類をかき集めて整理さえできれば、それ以降の作業はとてもシンプルです。

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