「確定申告」、遅れた時のヤバ過ぎる3大罰則 30%近く所得税が増えるケースも

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

いちばん手っ取り早い方法は国税庁の「確定申告書等作成コーナー」を活用すること。表示された項目に必要な情報や数字さえ打ち込んでいけば、申告に必要な書類が自動で出来上がり。居住地域を管轄する税務署に印刷した書類を直接提出、あるいは郵送すれば、確定申告は無事終了です。

そのほかにも国税庁が運営する「e-Tax(イータックス)」を通じての提出もおすすめ。「マイナンバーカード」と3000円程度する「ICカードリーダライタ」という機器が必要ですが、確定申告期間中であれば24時間、自宅から書類が提出できるうえ、一部書類(医療費の領収書や社会保険料・生命保険料控除の証明書など)の提出を省略できます。

税務署まで行く時間や交通費を節約したい、3月15日(木)23:59までにならなんとか書類を作成、提出できそうという方は、利用を検討してみるといいでしょう。

それでも申告が間に合わない人は…

入院や災害、家族の不幸など、予想できないアクシデントのために、どうしても確定申告に間に合わない人もいると思います。

そんなときは、「所得税の申告等の期限延長申請手続」を税務署に提出してください。

正直、申請が認められるハードルはかなり高いです。ですが、税務署から「確定申告が期日内に出せない正当な理由がある」と認められれば、アクシデントが解決した日から2カ月間まで、申告の期限を延ばすことができます。

税務署の人間も鬼ではありません。どうしても申告が間に合わない、納税が間に合わないときは、自分の悩みを打ち明け、相談してください。きっと親身になって相談に乗ってくれるはずです。

さんきゅう倉田 お笑い芸人、ファイナンシャルプランナー

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

さんきゅう くらた / Thankyoukurata

1985年、神奈川県生まれ。大学卒業後、東京国税局を経て、吉本興業で芸人になる。好きな言葉は「増税」。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
マーケットの人気記事