外国人が熱狂する「田舎では普通の光景」7選

「当たり前のもの」こそ観光資源になる

その③「キュート!!」どこにでもいるあの生きモノ

マネジメントを本業とする私は、ガイドとして現場に出ることはそれほど多くはないが、現場ガイドから日々のツアーの状況は聞かせてもらっている。「ゲストが何に興味を持つのか?」との問いかけに、どこにでもいる、ありふれた生きモノの名があがったときは本当に驚いたが、今なお変わりない人気を博している。

そのありふれた生きモノとは、なんとカエル。「カエルなんかで!?」と思う自分もいたわけではあるが、少し冷静になると合点がいくこともある。

単なるカエルも「アイドル」になる(写真:SATOYAMA EXPERIENCE)

中米のコスタリカを訪れたとき、そこここを飛び跳ねている青や赤、オレンジなど色とりどりのカエルを見て、わが子と興奮しながらカメラのシャッターを切り続けた記憶がある。たしかに日本人にとってはどこにでもいて珍しくもないカエルではあるが、「JAPANのカエルはこういう姿カタチなのか!」と思う気持ちはわからなくはない。また、ご自身の生活圏にカエルが存在しない外国人も少なからずいるようで、そういった方々の目から見れば、初めて見る不思議な生きモノとして目に映るわけである。

「人」は重要な観光資源

その④「なぜ、誰も盗まないのか!?」野菜の無人販売

日本の農村部では、野菜の無人販売スポットが道端にあるのは普通の風景である。トマトやキュウリなどが並び、現金を入れる箱が備え付けられている、あの場所である。

日本人にとっては、欲しい野菜を手に取り、代金を箱にチャリンと入れるのは当たり前の仕組みではあるが、外国人は「ありえない……」と口をそろえる。

このような国から来た人にとって、「平和な風景」もまた観光資源になる(写真:SATOYAMA EXPERIENCE)

無人販売所を見たアメリカ人は「こんなのが自分の国にあったとしたら、誰もおカネを入れずに野菜を持って帰る」「あの箱だっておカネが入っているワケでしょ!? 絶対に持っていかれるわよ!」と、両手をあげて叫んでいたその言葉を聞き、先日オーストラリアのメルボルンに出張した際、フレームに鍵をかけてあるのにサドル、車輪、ハンドルが外されて無残に放置された自転車が脳裏をよぎった。

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