東京の格差、「災害復旧が遅い地域」はどこか もう想定外とは言わせない…東大教授の挑戦
生活者の観点からレジリエンスを評価する
いちばんの特徴は、複合インフラの相互依存性解析にある。解析するためのシミュレーションモデルでは、東京23区を1キロメートル四⽅のメッシュに区切り、それを使って災害が起きた後の復旧度(レジリエンスカーブ)を評価できるようになった。欧⽶の相互依存性解析と違うところは、インフラだけではなく、その上にあるサービスや市⺠⽣活のモデルが⼊っていることだと古田教授は説明する。「生活者の観点からレジリエンスを評価するというのがポイントだ」
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