羽生結弦選手、「戦略を練ることができた」 「金メダルを取るのは本当に大変だった」
[韓国、江陵市 (ロイター)] - 2月17日の男子シングルスの試合で、日本の羽生結弦選手がいくつかのミスはあったものの観衆を魅了するプログラムによって金メダルを獲得。66年ぶりに2大会連続で優勝すると同時に、日本に平昌オリンピック初の金メダルをもたらした。
江陵市にあるスケートリンクで、応援に駆けつけた興奮する観衆を前にスケートを披露した23歳の羽生選手は、4回転トウループやトリプル・ルッツでミスをしたものの、それらのミスが金メダルに相応しい演技を損なうことにはならなかった。
「金メダルを取るのは本当に大変でした」
オリンピックで2度目の金メダリストとなった羽生選手は、 銀メダルの宇野昌磨選手に総合で11点近くの差をつけて終了した。
「金メダルを取るのは本当に大変でした」と羽生選手はレポーターに語っている。「(怪我によって)しばらくスケートをしていなかったので、たくさんの戦略を考えたり練ったりすることができました」。
最後に滑った宇野選手は、最初の4回転ループで転倒したものの、それでも銀メダルを獲得するに到るまで健闘し、トータルで306.90点を稼いだ。