羽生結弦選手、「戦略を練ることができた」 「金メダルを取るのは本当に大変だった」
過去に6回のヨーロッパ・チャンピオンを獲得したハビエル・フェルナンデス選手は、 彼にとって最後のオリンピックとなる競技で、プログラム序盤の4回転サルコーの着地でバランスを崩したが持ち直し、フリーで197.66点、総合で305.24点を獲得した。
フェルナンデス選手は、「完璧な演技ができなかったことは分かっているけれど、自分の演技には満足しています」とレポーターに語っている。
「とにかくメダルは獲得できたのだし、それで十分です」
ネイサン・チェン選手がフリーで素晴らしい演技
4回転ジャンプを得意とするネイサン・チェン選手は、ショート・プログラムでの多くのミスから立ち直り、 歴史的ともいえる素晴らしいフリーでの演技をみせた。
18歳のアメリカ人である彼は、ショート・プログラムを終えた時点では17位だったが、今回のオリンピックで6回の4回転ジャンプを成功させ、彼の自己ベスト記録より11点近くを上回る215.08点を獲得し、1位に躍り出た。 彼は総合では297.35点を獲得し、5位で終わっている。
「あの悲惨なショート・プログラムを終えた後はランキングでもほぼ史上最悪の悲惨な順位となったので、 結果のことは完全に忘れて、ひたすら氷の上で楽しむことに集中することができました」と語ったチェン選手は、団体ではアメリカチームの一員として銅メダルを獲得した。
トリプルアクセルの演技で転倒し、自由演技に入る前は6位だったカナダのパトリック・チャン選手は、自由演技でのトリプルトーループでミスをし、トリプルアクセルでは氷に手を着いた。
団体ではカナダチームの一員として金メダルを獲得したチャン選手は、総合では第9位に終わっている。
チャン選手は「言うまでもなく、思い描いていたような完璧な演技ではなかったが、それでも僕は...最初から最後まで、試合の初日から今までの自分の演技に本当にとても満足している 」とロイターに語っている。
「僕はただ目の前の目標に向かって一歩一歩着実に前進し続け、自分が設定した目標を達成してきただけです」
(Gabrielle Tétrault-Farber、Elaine Liesによるレポート、Soyoung Kimによる追加レポート、Greg Stutchbury/Amlan Chakrabortyによる編集)
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