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独立コンサルタントの「新しい働き方」とは? みらいワークス社長にロングインタビュー

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岡本:我々は、会社の理念でも「日本の未来のために挑戦する人を増やす」と言っているように、人に向いている会社なので、ここは嘘を付けないところですね。社内でもそういったことを徹底して伝えています。

パワーポイントのための徹夜はしない

朝倉:一般のコンサルティングファームであれば、パートナーが1週間に1回、クライアントとミーティングを行い、その人が責任を持ち、会社の看板を背負ってサービスの品質保証をするのが一般的だと思うのですが、御社の場合、どうやってクオリティを担保されているんですか?

岡本:弊社の場合、成果物納品の形は一切していません。ほとんどの契約は準委任契約で、成果物の納品ではなく、プロジェクトのプロセスにコンサルタントがちゃんと関与するといった点に責任を負っています。あくまで業務に対するパフォーマンスをコントロールしているのです。

その線引きをすることが、コンサルティングサービスを安く提供できる理由の一つであり、また、弊社が伝統的なコンサルティング会社ではない、もう一つの理由でもあります。

小林:コンサルタント時代は、納品物である資料の作成に相当な時間がかかっていましたからね。最後の最後に、データの精緻化や見栄えの面での修正を行ったり、ちょっとしたことをパワーポイントに付け加えたりといったことに、何時間も工数がかかるということがよくありました。

(写真:Signifiant Style)

岡本:精緻な資料の納品自体を責任として負わないというのが、我々の捨てたことなんです。この辺は、コンサルティングファーム出身者には「なるほど」と思っていただけるんですが、普通の業界の人に話しても、なかなか分かってもらえないと思います。ただ、納品責任まで負ってしまうと、コンサル会社と一緒になってしまいますし、フリーの方がそこまでやるのは、工数の面でもなかなか難しいんですね。できることと、できないことを明確にして、できないことはやらないと最初から言い切っています。

小林:コンサルティングファームにいた者からすると、非常に納得がいきます。コンサルタントは、実践の段階まで入り込めないことがままあるので、その分より一層きちんとした資料として残すことに工数をかけていたということもありましたが、事業会社の立場からすれば、実際には口頭で話せば済む話だったりもするんですよね。工数をかけているポイントが違うということですね。

岡本:そういう意味では、我々がやらないと決めたことの一つに、クライアント候補先への提案書を書かない、というものもあります。ここ最近は、大きな仕事を取る時に提案書を書き起こすことがたまたま2回ほどありましたが、上場する9月までに提案書を書いたことはほぼありません。そこってすごくコストがかかるじゃないですか。

朝倉:提案書も、裏では予算も付けて、2週間ほどかけて作成していますからね。

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