任天堂社長「スイッチはWii超える勢いだ」 通期予想を上方修正

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 1月31日、任天堂は2018年3月期の業績予想を上方修正した。「ニンテンドースイッチ」が好調に推移していることを織り込んだ。都内で昨年3月撮影(2018年 ロイター/Toru Hanai)

[大阪市 31日 ロイター] - 任天堂<7974.T>は31日、2018年3月期の業績予想を上方修正した。家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」が好調に推移していることを織り込んだ。上方修正は今期2回目。

売上高予想は前年比2.0倍の1兆0200億円(従来9600億円)、営業利益予想は同5.4倍の1600億円(同1200億円)に、それぞれ引き上げた。

「スーパーマリオ オデッセイ」が全世界で907万本

スイッチの販売が好調で、4─12月期の関連売上高は5948億円と、全体の約7割を稼ぎ出した。ソフトでは、昨年10月に発売した「スーパーマリオ オデッセイ」が大ヒットとなり、全世界で907万本を販売した。

会見した君島達己社長はスイッチについて「勢いとして(1億台を販売する大ヒットとなった)Wiiを超える販売台数を実現してきている」と手応えをにじませた。

会社側の営業利益予想はトムソン・ロイターが調べたアナリスト21人の予測平均値1435億円を大きく上回る。売上高は7年ぶりの1兆円超えとなる。

前提となる為替レートはドルが105円を維持、ユーロは130円(従来125円)に修正した。

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