旅人はできれば避けたい?「残念な列車」10選 景色に背を向けるシート、混むのに短編成…

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04) JR日光線の205系電車

JR日光線の205系電車。もと京葉線の車両だ(筆者撮影)

国際的な観光地日光へは、東武鉄道の特急利用が一般的になってしまった。JRの新宿駅や池袋駅からも東武日光へ直通する特急が走っている状況で、JR日光線は東武との競争をほぼあきらめ、ローカル輸送に徹しているかのようだ。それゆえ、首都圏で不要になった通勤電車205系を投入しているのも、ある程度は理解できる。

しかし、ジャパン・レール・パスを愛用する海外からの旅行者は、料金別払いとなる東武を利用しないで、宇都宮まで東北新幹線を使い、JR日光線を利用する人が意外に多い。したがって、車内は地元の人と外国人旅行者という不思議な組み合わせになる。そんな旅行者にとって、205系に乗車するのはちょっと気の毒だ。車窓がよいだけに、もう少しましな車両を投入できないものかと思う。下手をすると、日本の鉄道旅行の印象が悪くなるおそれさえある。

そう思っていたら、JR東日本は、日光線に205系を改造した観光電車「いろは」を2018年春から定期列車として走らせると発表した。その気になれば何でもできるのだから、経営合理性ばかりではなく、もう少し旅行者のことも考慮したほうがよいと思う。ともあれ、これは朗報である。

奥多摩の絶景区間は中央線と同型

05)JR青梅線青梅以遠のE233系電車

絶景区間を走る青梅線の青梅―奥多摩間は、中央線と同じE233系電車が走る

東京都の絶景区間として知られる青梅線の青梅―奥多摩間は、週末にもなると行楽客で混雑する。同じ青梅線でも立川―青梅間は、沿線人口も多く、中央線に直通する青梅特快や快速電車が10両編成で運転されていて、性格を異にする。

かつては、青梅―奥多摩間専用の展望電車「四季彩」が特別料金不要の定期列車として走っていた。201系を改造した車両で、多摩川を向いた展望席など好評だったのに、車両の老朽化ということで廃止にしてしまった。この区間に純然たる通勤型車両のE233系はまったく似合わない。

日光線では205系を改造する観光電車を走らせるようなので、青梅線でも「四季彩」タイプの電車の復活を望みたい。せっかくの観光地なので、もう少し色気をだしてもいいのではないだろうか?

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