7~8回乗ったリピーターも
――「或る列車」に試乗しましたが、ため息が出るほど洗練されたスイーツの数々にそれを演出する空間で、何から何まで「ななつ星in九州」クラス。そんな「或る列車」の要となるメニューは、どのように決めているのですか?
九州(沿線)のこだわりの生産者さんの食材を使って、月替わりで決めています。監修は東京・南青山のレストラン「NARISAWA」のオーナーシェフ成澤由浩氏です。自然環境をテーマにした料理をつくり続けることで有名な成澤さんに、九州の沿線食材を活かしたアレンジを考案して頂いています。
――コース料理はお弁当箱から始まって、4種のデザート。さらに飲み放題のドリンクも宮崎のスパークリングワインに、日向夏のジュース、ミネラルウォーターまで地元のものを用意するなど徹底されています。月替わり提供は大変だと思いますが、そこにこだわるのはリピーターの方にも対応できるようにという心配りですか?
詳しい統計をとってはいないのですが、最近では1便につき1~2組程度リピーターの方がいらっしゃるので、その対応も含めてです。多い方だと、すでに7〜8回ほどご乗車頂いていますので、背筋が伸びますね。半分くらいは九州外のお客様ですが、運行ルート沿線の福岡や大分からのお客様も多数いらっしゃいます。
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