ベトナム格安航空「ビキニカレンダー」の波紋 好きな服装をする自由を象徴するもの?

12月28日、ベトナムの格安航空会社、ベトジェットエアは、ビキニ姿の女性を登場させ議論を呼んでいる同社の来年のカレンダーについて、好きな服装をする自由を象徴するものだとして擁護した(2017年 ロイター/Kham)
[ハノイ/シンガポール 28日 ロイター] - ベトナムの格安航空会社、ベトジェットエア<VJC.HM>は28日、ビキニ姿の女性を登場させ、議論を呼んでいる同社の来年のカレンダーについて、好きな服装をする自由を象徴するものだとして擁護した。

2018年のカレンダー
同社の創業者で最高経営責任者(CEO)のグエン・ティ・フォン・タオ氏はベトナム初の女性億万長者で、世界でも数少ない主要航空会社の女性経営者の一人。同氏はカレンダーについて、誰でも好きな服装をする選択の自由を示すもの、と述べている。
同社の「ビキニカレンダー」はネット上で話題を集め、 客室乗務員や職員たちの過度に性的なイメージを強調しているとの批判が相次いでいる。
マネジング・ディレクターのリュウ・ドゥック・カインはロイターの取材に対し「人々が我々をビキニのイメージで捉えても構わない。人々が楽しくハッピーになれば、我々もハッピーだ」とメールで回答した。また、CEOの見解については「人々はビキニでもアオザイでも好きな服装をする権利があるとCEOは考えている」と説明した。
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