芸能人格付けチェックをつい見てしまう理由 「新春かくし芸大会」なき今、元日のエースに
今回のチェックは、「ワイン」「和楽器」「味覚」「三重演」「盆栽」「牛肉」の6つ。
ワインは、「1本100万円クラスのビンテージ」と「1本5000円のテーブルワイン」
和楽器(琴・尺八・三味線)は、「プロの和楽器奏者『日本音楽集団』」と「アマチュアの和楽器サークル『関東学生三曲連盟』」
味覚は、「ミシュラン常連など超有名店の高級素材」と「絶対アカン食材」
三重奏(ヴァイオリン・チェロ)は、「総額39億円の世界的名器」と「総額80万円の初心者用楽器」
盆栽は、「内閣総理大臣賞などの受賞暦を持つ作家の1億円」と「餅やあんこで作ったお菓子の盆栽」
牛肉は、「神戸牛ステーキ(100グラム1万7500円)」と「スーパーの牛肉ステーキ(100グラム 680円)」
いずれも両者の間には、これ以上ないほどの格差がありますが、見る側として心得ておきたいのは、決して「どちらが美味しいか、どちらが素晴らしいか」ではないこと。当然ながら「高ければいい」と言うわけではないですし、「庶民的な価格の肉やワインが好き」という人も多いでしょう。
親子で視聴するときは、子どもに「人の価値観はそれぞれであり、番組はあくまで『一流の芸能人は高級品を知っているもの』というコンセプトで作られている」ことを伝えたほうがいいかもしれません。その意味でも、やはり気軽にゲーム感覚で楽しみたい番組なのです。
お笑いファン垂涎の「大予選会」にも注目
最後にふれておきたいのは、私が本編以上に楽しく見ている「大予選会」(元日16時~17時30分に放送)。ダチョウ倶楽部、FUJIWARAらのベテランから尼神インター、ガンバレルーヤなどの若手まで12組の芸人コンビが本編への出場権1枠を賭けて過酷な戦いを繰り広げます。
特に不正解時の罰ゲームは、爆破あり、落下あり、カースタントありの過激さ。かつてカルト的な人気を集め、現在では放送不可能と言われる「ビートたけしのお笑いウルトラクイズ」(日本テレビ系)を彷彿とさせ、お笑いファンの間では「これを見ないと正月が来た気がしない」とまで言われる元日の風物詩となっているので、ぜひチェックしてみてください。
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