芸能人格付けチェックをつい見てしまう理由

「新春かくし芸大会」なき今、元日のエースに

特にやらせ疑惑は毎年巻き起こりますが、それこそが人気番組の証。昔から人気番組ほどやらせ疑惑が持ち上がりますし、SNSの反響が重要な現在では、なおさら疑惑とスレスレくらいのほうがエンタメ性は高くなるものです。

先述したプロレスや福袋もそうですが、「賛否の“否”などのグレー要素も楽しんでもらう」のがエンタメの醍醐味であり、真実はさほど重要ではありません。このエンタメ性は、より競争が激しくなり、消費者の目線が厳しくなるビジネスシーンにおいても重要で、賛否を呼ぶ仕かけや、あえてのグレー要素が求められる時代になりつつあります。

たとえば、パクチーやレバーの専門店、ガリガリ君グリーンスムージー味、AIスピーカー、ロボットホテル、プレミアムフライデー、宿題代行サービス、飲食店の売れ残りがもらえる定額サービス……いずれも賛否両論を巻き起こし、それなりの業績をあげたものは少なくありません。

話をGACKTさんに戻すと、当番組には2009年から出演し、吉田秀彦さん、つんく♂さん、紀里谷和明さん、魔裟斗さん、西川貴教さん、鬼龍院翔さん、北山宏光さん、中山優馬さん、堀江貴文さんとパートナーを変えながら連勝を続けてきました。今年は「5年間口説き続けた」というYOSHIKIさんを迎えましたが、例年以上に失敗する姿が想像しにくい人だけに、注目度はさらに上がっています。

その他の出演者は、「チーム仲良し」の浅野ゆう子さんと高島礼子さん、「チーム花盛り四人姉妹」の藤原紀香さんと藤あや子さん、「チーム70年代」の中山美穂さんとDAIGOさん、「チーム渋い俳優」の平泉成さんと岩城滉一さん、「チーム中尾家」の中尾彬さんと池波志乃さん、「チーム乃木坂と芸人」の乃木坂46(生駒里奈さん、白石麻衣さん、生田絵梨花さん)と予選通過芸人1組。元日の年1回放送だからこその豪華なメンバーがそろいました。

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