JR西「乗り放題きっぷ」元日に何キロ乗れるか 終夜運転も駆使、24時間でこれだけ行ける
尼崎と新大阪での乗り換え時間に無理があるが、もし尼崎で乗り換えに失敗したら、9時36分発の新快速播州赤穂行きに乗車し、相生で11時02分発の「ひかり461号」に乗り換えれば11時17分に岡山に到着する。これで「やくも11号」に乗車することが可能だ(その場合、乗車距離が67.9㎞減少する)。
新大阪での新幹線から在来線への乗り換え時間は4分しかなく、在来線に乗り換えるための階段の位置や「サンダーバード47号」のホームをあらかじめ知っていないと難しいが、乗り越し料金1420円を払って京都まで「のぞみ188号」に乗れば京都には21時10分に着き、21時21分に京都を出る「サンダーバード47号」に余裕を持って乗り換えることができる。
ただ、京都駅の精算窓口で乗り越しの手続きをすると時間がかかる可能性があるので、京都乗り換えの場合は、乗車前か、新幹線の車内で乗り越しの手続きをしたほうがよさそうだ。ちなみに、京都まで新幹線に乗車した場合は、乗車距離が39.0㎞減少する。
「ぐるっと一周」ではないが…
このプランは、片町線(学研都市線)の京田辺から1つ京橋寄りの、大住という地味な駅が出発地で、終着は富山となっている。このため、大住や富山のあたりに住んでいたとしても大住-富山間の交通費が別途必要となり、1万6000円で「行って帰ってこられる」プランではない。天候などによる列車の遅延も考えられるので、あくまで時刻表上から導き出しただけのプランだ。
だが、1日でJR西日本の全路線の30%以上に乗れるとは、お得なきっぷが少なくなっている今、かなりの破壊力があるきっぷだ。
「元日・JR西日本乗り放題きっぷ」の発売は12月30日まで。詳しくは、JR西日本のホームページを見ていただきたい。
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