米国務長官、北朝鮮政策を「圧力路線」へ転換

「対話には兵器実験の持続的中止が必要だ」

12月15日、ティラーソン米国務長官は、米国が北朝鮮と対話を持つには、北朝鮮が兵器実験を「持続的に中止」する必要があると言明した。写真は15日、国連安保理会合後に記者会見するティラーソン長官(2017年 ロイター/Stephanie Keith)

[国連 15日 ロイター] - ティラーソン米国務長官は15日、米国が北朝鮮と対話を持つには、北朝鮮が兵器実験を「持続的に中止」する必要があると言明した。

ティラーソン長官は国連安全保障理事会で開かれた北朝鮮問題を巡る会合で「北朝鮮は自ら努力し、対話の席に戻らなければならない。非核化が実現するまで、圧力路線を維持する必要がある」と語った。実験の「持続的な中止」の期間については明示しなかった。

強硬な姿勢を鮮明に

さらに同長官は会合後、北朝鮮との対話入りに向け、米国はいかなる「前提条件」にも応じないと記者団に語り、強硬な姿勢を鮮明にした。

ティラーソン長官は今週、北朝鮮が対話を望むのであれば、米国は無条件で対話する用意があると述べていたが、この日の発言はこうした自身の考えを撤回する内容となった。

ホワイトハウスは今週、ティラーソン長官の無条件対話の発言を受け、「対話する時期ではない」とのコメントを発表していた。

北朝鮮の慈成男国連大使は国連安保理の会合で、実験の持続的中止を求めたティラーソン長官の発言には言及せず、北朝鮮の国益が侵害されない限り、他国に脅威を及ぼすことはないと言明した。

さらに、米国は北朝鮮が核戦力を確立したことにおびえているとし、国連安保理の会合を「米国がたくらんだ死に物狂いの措置」と批判した。

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