「生身の女と付き合うのが怖い」男たちの実態 それでも婚活し続ける独身男性の5つの特徴

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特徴② どんなにささいなことでも否定されることが嫌~ガラスのハート

プライドが高く、それでいてナイーブな心を持ち、自分が傷つくことを極端に恐れる傾向があります。ささいな指摘も「否定された」ととらえ、ひどくプライドが傷つき、相手との関係構築をあきらめる決定打になることさえあります。同性には許せても、異性に対しては許せないという気持ちが強いことが多く、こういった方々の中に、女性の上司に対して抵抗を訴える方が多く存在します。

特徴③ 2次元が好きすぎる~自分がこだわることに対し徹底的に潔癖

アニメやゲームキャラだけでなくタレントも、昔はTV画面の中の2次元でしたが、結局のところ、リアルでない対象に強く愛着を持っているという傾向があります。ロボットをペットにする時代ですから、取り立てて特異なことでもないのかもしれませんが、中には、スマホの中の彼女と聖地巡礼と称する旅行をする際、ホテルに泊まるときに、スマホをベッドに寝かせ、自分は床に寝るというツワモノまでいます。愛情を向ける対象は、それぞれの趣味だとは思いますが、それら2次元の大きな特徴の1つは、「においがないこと」です。生身の人間は無臭ではないので、髪や皮膚、息のにおいが気になることもあるでしょう。日本人は「におい」には敏感ですが、必要以上に無臭にこだわり、消臭スプレーなどを常備している傾向にあります。

特徴④ 年下にこだわる~自分に自信がない

相手よりつねに優位に立ちたいという思いが強くあります。年相応の女性とは対等に渡り合えないために、かなり年の差のある年下を好む傾向があります。年の差を利用し、圧倒的に優位に立つことにより、自分の立ち位置をキープします。対等な関係だと「意見の相違」や「けんか」と称されることも、年が離れていると単なる「相手のわがまま」で片づけられ、そこに優劣の感情は存在しないので、自分が傷つくことはないのです。許すか許さないかという、あくまで自分の基準になり、優越感に浸れます。

自分に対して、心を解放し素直になる

特徴⑤コミュニケーションを勝ち負けで判断する~負けることは許されない

食事をおごられたら勝ち、こちらから連絡したら負け、というような意味のない判断基準にこだわりやすい傾向があります。なめられたくない、バカにされたくない、といった「自分が相手にどう映っているか」を気にしすぎるがあまり、自分が相手をどう思っているかに鈍感になります。単純に喜ばせたい、わかり合いたいという気持ちがあったとしても、「かっこ悪いことはできない」に負けてしまい、相手には伝わりにくくなります。

人と付き合うことは少なからず、面倒で、傷つく行為です。婚活を続けるのなら、自己防衛を緩め、コミュニケーションでの勝ち負けの意識をなくすことから始めてはいかがでしょうか。格好つけているのは、はたから見たら格好悪いことのほうが多くあります。本当の勝利は、気持ちを分かち合える相手を見つけることであり、それは、自己開示の先にあります。まずは自分に対して、心を解放し素直になれるといいですね。

心からリラックスして楽しむことができるようになると、恋愛だけでなく、自然体で人とかかわることができるようになります。クリスマスも目前、みなさまによい出会いがありますように。

大野 萌子 日本メンタルアップ支援機構 代表理事

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おおの もえこ / Moeko Ohno

法政大学卒。一般社団法人日本メンタルアップ支援機構(メンタルアップマネージャ資格認定機関)代表理事、産業カウンセラー、2級キャリアコンサルティング技能士。企業内健康管理室カウンセラーとしての長年の現場経験を生かした、人間関係改善に必須のコミュニケーション、ストレスマネジメントなどの分野を得意とする。現在は防衛省、文部科学省などの官公庁をはじめ、大手企業、大学、医療機関などで年間120件以上の講演・研修を行い、机上の空論ではない「生きたメンタルヘルス対策」を提供している。著書に『よけいなひと言を好かれるセリフに変える言いかえ図鑑』(サンマーク出版)がある。

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