話がヘタな営業は雑談のコツがわかってない とっかかりにするキーワードを覚えておこう

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

日頃、何度もお会いしているお客さまであれば、お互いのことを分かっているので、会話に困ることはさほどありません。しかし、初対面の人には、何を話したらいいか迷ったり、困ったりすることが多いはずです。そんなとき、雑談に使いやすいテーマを分かっていれば、初対面の人であっても雑談に困ることはないでしょう。

では、どのようなテーマが雑談に向いているのでしょうか?

覚えておきたい『木戸に立てかけし衣食住』

私の営業研修でも講座中に伝え、受講生に覚えてもらっている用語があります。

木戸に立てかけし衣食住(きどにたてかけしいしょくじゅう)。

すぐに使える雑談の頭文字を取り、語呂合わせにしたものです。具体的にどのような話しをすればよいか、説明していきます。

木(季節の話)

季節の話題は、いつでも、どんなときでも使えます。夏になれば、「暑いですね~」、冬になれば、「寒いですね~」という話しができます。春は桜の話、温かくて過ごしやすくなったという話、秋は涼しくなったり、紅葉の話しなどができるでしょう。その季節に合った話題を選びます。

戸(道楽・趣味の話)

昔は、マージャン、パチンコ、ゴルフやプロ野球の話が定番でした。最近では、時代の変化とともに、道楽や趣味も変わってきており、ボルダリング、加圧トレーニングなどやスマホアプリなどの話も話題にあがるようになってきました。サムライジャパンやサッカーのワールドカップやオリンピックの話などは、かなり使えます。多くの人が興味を持つ話題なので、営業マンは、あまり興味がなくても、絶対に押さえておいた方がいいです。

に(ニュースの話)

日々、いろいろなニュースがテレビや新聞で報道されています。なるべく、その時話題になっているテーマを出すといいでしょう。みんなが知っている世間を騒がせているニュースはテッパンです。ニュースの話はその時々によって話題が変わるので、非常に使いやすい話題といえます。社会人としての常識ですが、新聞やテレビのニュースは必ず見ておきましょう。

次ページ立は?
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事