全員正社員!女子95%で成長する秘訣 クロスカンパニー 石川社長が語る女性活用

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――今後の目標は。

まずは2017年までにレディスアパレル第3位を目指します。ポイント(9月1日からアダストリアHD)さん、パルさんなどが当面の競合となってきます。われわれは中国で今期40店舗、来期60店舗と出店にアクセルをかけていきますので、今後はアジアの出店で差がついていくでしょう。

それ以降の成長戦略については、8月末から雑貨業態「メゾン・ド・フルール」を開始するほか、新規のグローバルブランドを来期に立ち上げ、多ブランド展開を進めていきます。柳井さんほど高い目標は掲げませんが、最終的には「ZARA」や「H&M」など現在のグローバルSPAと同じくらいの売上高1兆5000億円、純利益1000億円が目標です。M&Aもまだ模索しています。

株式公開の可能性は「否定しない」

――資金調達手段として、株式上場という選択肢はありませんか。

五分五分ですね。IPO(新規株式公開)の可能性も否定はしません。これまでは実質無借金のビジネスモデルでなんとかやってきました。ただ、これからは年間100店舗の出店を続けながら、グローバルで事業展開していかないといけません。そのためには人材と資金調達の両面で必要になってきます。

大型調達が必要であれば、近年中にIPOの可能性もあると思います。まあ、この1~2年で、その判断をしなければならないと思います。監査法人も5~6年前から入れているので粛々とどちらにも転べるように準備はしています。

(撮影:尾形 文繁)

秦 卓弥 東洋経済 記者

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はた たくや / Takuya Hata

流通、石油、総合商社などの産業担当記者を経て、2016年から『週刊東洋経済』編集部。「ザ・商社 次の一手」、「中国VS.日本 50番勝負」などの大型特集を手掛ける。19年から『会社四季報 プロ500』副編集長。21年から再び『週刊東洋経済』編集部。24年から8年振りの記者職に復帰、現在は自動車・重工業界を担当。アジア、マーケット、エネルギーに関心。

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