今回、星野氏は旭川のスタッフに「旅のテンションを上げる都市観光ホテル」をテーマにコンセプトの再構築を依頼。結果出てきたのは「ホテルを中心に半径500歩内の店と共同し、ホテルを1つのリゾートのように運営する」(同氏)というプランだ。
いわゆるプロダクト・ポートフォリオ・マネジメントの分析手法を使って、成長は見込めなくても儲かっている(カネのなる木の)法人宴会や婚礼で稼いだ資金を、収益性は低くても成長が見込める(問題児の)宿泊に回し、街場の飲食店に顧客を奪われているレストラン(負け犬)を縮小するという結論だった。
新ブランドは「OMO」に決定
リゾートホテルの「リゾナーレ」、温泉旅館「界」(かい)、そして高級宿泊施設「星のや」に続く、第4のブランドとして、都市観光の拠点となるホテルを「OMO」(おも)と命名した。
名称の由来について星野氏は「スタッフに聞いても、候補が多すぎて覚えてない。海外の方にも覚えやすく、商標権を取れる名称だった」と笑い飛ばす。広報担当者によると「面白い」や「趣がある」といったニュアンスを込めているようだ。
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