ホンダでは国内外の各工場が自主的にアレンジした結果、「地域間で生産方法の違いが出た」(生産担当の山根庸史専務執行役員)ことが非効率に繋がっている。またあらかじめ一定数の部品を組み上げて、生産に用いる「モジュール化」も途上だ。トヨタ自動車や日産自動車、独フォルクワーゲン(VW)はモジュール化で先行し、高効率な生産体制を確立している。
自動車の電動化は段階的に進んでいくため、工場には従来のガソリン車、HV、PHV、EVと多種多様な車が生産されるようになる。ホンダは電動車両が混ざることで、工数や部品点数が現状比で25%増えると見込む。また、市場によって当然、電動化の進展具合も異なる。非効率な車造りのままだと、電動化に十分に対応できなくなるという危機感がホンダにはあった。
この記事は有料会員限定です
残り 997文字
