日本人が知らない「米国株投資」本当の儲け方

個別株やETFなど日本にいながら売買できる

このほかにも野村證券、大和証券などの対面販売中心の大手証券会社が、取引手数料は高いものの、ある程度の銘柄を扱っている。マニアックな米国株に投資したいのであれば、香港のブーム証券など海外の証券会社に口座を開設して投資する方法もある。また、株式CFD(差金決済取引)に投資する形で米国株を扱っている「IG証券」などもある。カラ売りなども可能だ。

注文方法も、以前は値段を指定せずに売買する「成り行き注文」ができなかったのだが、現在では遅れていたSBI証券も成り行き注文ができるようになった。マネックス証券に至っては、国内の株式同様に値段を指定して売買する「指し値注文」「成り行き注文」に加えて、「逆指し値」「ツイン指し値(OCO)」「連続注文」「トレールストップ注文」などが可能だ。楽天は指し値、成り行き共に可能だ。

なお、米国株の取引開始は日本時間で23時30分(夏時間)。リアルタイムで株価も見られる。マネックスは無料、SBIは月額500円(税抜)、楽天は同1000円(税抜)かかる。

大化けを狙うなら個別銘柄、リスク回避ならETF?

冒頭でもちょっと触れたが、現在の米国株は世界の最先端技術をリードする企業がずらりと並んでいる。とはいえ、ニューヨーク市場は史上最高値を更新中で、株価が割高かどうかを判断するPER(株価収益率)の平均値も21倍を超えている状態。過去の平均PERが15.5倍であることを考えると、投資するタイミングを誤るととんでもないことになりそうだ。

そもそも米国の株式市場は、ニューヨーク市場だけではなく、新興企業が多いといわれる「ナスダック(NASDAQ)」などによって構成されており、米国株式市場全体の時価総額は、全世界の株式市場全体の5割を超える。それだけ世界中のマネーが米国の株式市場に集まっていることを意味する。

かつてリーマンショック時には米国株も大きく下落した。米国市場を象徴する株価指数の「ニューヨークダウ工業株30種平均」も8000ドル台に下落。そのダウ平均は、いまや2万2000ドルを超えて史上最高値付近に張り付いている。

このダウ平均に組み込まれた30社こそが米国株を象徴している優良企業といっていい。アップルやグーグル、マイクロソフトをはじめディズニー、マクドナルド、キャタピラーといった米国を代表する企業がそろっている。初心者は、まずこの30社のリストからピックアップするといいのかもしれない。

株価指数のS&P500も、米国を代表する企業が500社組み合わされている。「バークシャー・ハサウェイ(BRKB)」「スターバックス(SBUX)」そして「アリババ」といった、よくマスコミで目にする注目株が入っている。これらの中からピックアップするのも手かもしれない。

世界最大の投資会社バークシャー・ハサウェイは、著名投資家のウォーレン・バフェット氏がCEOを務める。同社は、世界中の企業に投資している資産運用会社だ。

米国株最大の魅力は、長い時間をかけて株価が徐々に上がっていくこと。有名なところでは、50年で株価が330倍に成長したウォルト・ディズニー(DIS)などがあるが、アップルやアマゾン・ドット・コムなど、いまを象徴する銘柄もこの1年でそれぞれ6割、4割という幅で株価を急騰させている。米国経済の復活は、企業業績でも明らかだ。

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