フェリーは豪華クルーズ列車より安くて広い

「四季島」のひのき風呂よりゆったりの浴場も

新潟港で出港を待つ新日本海フェリー「ゆうかり」。使い方によっては寝台特急「あけぼの」の代わりになる(筆者撮影)

所用で秋田市内の某所を訪ねることになった。用事の時間は8月3日の朝8時ころから9時30分ころまでの予定。この時間を動かすことはできないため、現地へのアクセスをどうするか、少し迷った。

東京から秋田まで公共交通で移動する場合、一般的に考えられるのは秋田新幹線と飛行機、そして夜行バスだろうか。ただ、今回の用事に関して言えば、どれも微妙なものがあった。

秋田新幹線は朝イチの「こまち1号」が秋田10時24分着で、完全に間に合わない。朝イチの飛行機も秋田空港着が8時台で、空港からのアクセス時間を考えると微妙なところ。これらを利用するかぎり、前泊するしかない。

「あけぼの」が残っていれば…

所定の運賃・料金は「こまち」が約1万8000円。飛行機も割引運賃ならほぼ同額になりそうだ。これに秋田での1泊を加えると、2万円を確実に超す。正直、かなりきつい。

夜行バスの「ドリーム秋田・横浜号」なら、東京駅を21時50分に出発して秋田駅には早朝の6時35分に到着するから、十分間に合う。運賃も1万円未満で、追加の宿泊費は不要だ。ただ、私は無理のきかない年齢になってきた。狭苦しく、体を横にして寝ることができない夜行バスは、できれば避けたい。

次ページそうだ、フェリーという手があった!
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