異色外食、ビュッフェで攻める

134業態操るクリエイトレストランツ社長に聞く

JR東京駅前の大丸東京にある「TOKYO STATION BUFFET 馳走三昧」は、和食・洋食・中華まで取りそろえたビュッフェレストラン

――外食業界ではマクドナルドや吉野家のように1つのブランドを多店舗化するのが主流です。あえて134もの多業態を展開する理由は?

当社の強みはショッピングセンター立地における業態展開力にある。このロケーションだったら、こんな価格のあんなブランドがあると一番使い勝手がいい、と判断して業態を作ってきた。

ショッピングセンターを経営する大手のデベロッパーは、レストランの開発部門を持たない。施設内の飲食店は外部の業者を入れている。われわれには過去の実績から推計して、このショッピングセンターで回転ずしやビュッフェをやったらどの程度の売上高が取れるかを予測することができる。そこでどういうテナントを配置していくかをデベロッパーとやり取りして、ショッピングセンターの立地に応じ、いちばん適切な業態を出店していく。

――食べ放題方式の「ビュッフェ」業態の展開が目立つ。

ビュッフェはほかのレストラン業態に比べ店舗の面積が大きいため、多額の設備投資が必要になる。その代わり、ショッピングセンター内にビュッフェは多くないので、競争が少なくなるのは利点だ。デベロッパーからも集客の目玉としての役割が期待されているし、実際に強力な集客力を持っている。

ビュッフェ業態だと人件費も安く済む

ビュッフェは30~40坪ぐらいが標準で、大きいと80~100坪ぐらいの広さになる。30~40坪だと通常のレストラン(編集部注:席に着くとスタッフが注文を取りにくるフルサービス型店)では効率が良いが、80坪ぐらいになると、ピーク時にお客さんが100~200人も一気に入ってくる。

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