要注意!Uberから個人情報が流出している 会社側は目をそむけているがいずれ大問題に

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Uberのアカウントがハッキングされている!(写真:ロイター/アフロ)
東洋経済オンライン編集部では「テーマを絞った深いオリジナル情報」を読者の皆さまに直接お届けするメールマガジンサービスを開始しました。
第一弾はカリフォルニア州バークレー在住のITジャーナリスト、松村太郎氏のメルマガ「松村太郎のシリコンバレー深層リポート」(サンプル「00号」はこちら)。米西海岸のイノベーション最前線に関心のあるすべての人にとって必読のメルマガです。9日に配信する「02号」ではアップルのプライベートイベント「WWDC 2017」の詳細リポートを中心にお届けします。その中にはUber(ウーバー)を巡る”スクープ”も。今回は、その一部分をサンプルとして無料配信します(お申し込みいただくとバックナンバーも含めて読むことができます)。

 

Uberは米国の生活では欠かせない「足」として定着しました。移動手段の中で、運行頻度の低いバスや鉄道以上の優先順位でUberを思い浮かべるほどになっています。しかし、そのUberを利用する上で、日本の皆さんも含めて、注意が必要な事案が発生しています。
それはアカウントのハッキングです。

ウズベキスタンの番号に改ざんされていた!

6月2日ごろ、筆者のUberアカウントの電話番号が、何者かの手によって、勝手にウズベキスタンの番号に改ざんされていることに気づきました。もしやと思って調べてみると、私のクレジットカードで、Uber経由の決済が立て続けに10件以上記録されており、アカウント情報がハッキングされたことに気づきました。

Uberを利用すると、登録したメールアドレスに乗車履歴が届きます。しかしメールアドレスは改ざんされておらず、筆者のカード番号を使って他のUberアカウントを利用していたことから、ハッキングに数日間気づきませんでした。

時を同じくして、先輩のジャーナリスト、林信行さんも、Uberアカウントのハッキング被害に遭っています。林さんの場合は、Uberアカウントのメールアドレスが改ざんされ、林さんのアカウントで、ロシア方面で勝手にUberが利用されていました。メールアドレスごと変更されていたため、林さんには利用履歴は残らず、またUberのサポートが、元々の林さんのアカウントを発見することも困難な状況です。

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