働き方改革で激論!医師は労働者ではない? 日本医師会・横倉会長に発言の真意を聞く

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まずは、医師本人がその学会発表はどのような位置付けなのかを考えて、労働時間に含めるかどうかを判断すべきでしょうが、病院の管理者などと相談することも必要になってくるかもしれません。

「勤務医の健康を守る病院7カ条」が大事

日医はこれまでにも、医師の働き方のあり方を検討してきており、特に勤務医については、健康維持の視点で提言をしています。 「勤務医の健康を守る病院7カ条」をまとめ、リーフレットにして配布しています。

いくら医師が、患者さんを治療しようとしても、医師自身が病気でダウンしたら、終わりだからです。やはり、医師の健康管理を考えた場合、オンとオフの切り替えがうまくできるような仕組みが必要です。

厚生労働省はこれから、医師の働き方についての検討会を開催しますが、日医も医療現場からの意見を吸い上げて、そこでの議論に対して積極的に提言していくつもりです。日医は今月、「医師の働き方検討委員会」を設置し、来月には初会合を開きます。そこでは、今できる働き方改革と将来的な働き方改革に分けて、質の高い医療提供体制と、医師の健康維持を両立させる制度のあり方を検討していきます。

(文:君塚 靖)

「CBnews」編集部

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