英語には年代別に「ベストな学習法」がある 20代が英語を学ぶには「TOEIC」が最強なワケ

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ではさっそく、本題の年代別の英語学習法について述べていきますが、今回はまず、20代向けの勉強方法を提案したいと思います。

社会人になって、あまり英語を必要としない仕事に就いた場合、次第に英語と縁遠くなってしまいがちです。そのとき、「いまの英語力をサビつかせたくない」「もっと、英語が使えるようになりたい」と思うのであれば、日々の学習の中心を「TOEIC」のスコアアップに置くといいと思います。

「試験」が具体的な目標となり、自然と英語学習が継続できます。また、TOEICの高スコアを持っていると、会社によっては就職や昇進に役立つことがあります。TOEICの試験勉強は、実際の英語力をつけるうえでも有用です。実際、出題される問題には、ビジネスシーンで実際に使われる英語が数多く出てきます。TOEICを通してつねに「いま」のビジネス英語を身につけていけるのです。

さて、ここからは具体的な勉強法をお教えします。

≪出社前の1時間≫ 文法力アップ

◆おすすめテキスト◆

『一億人の英文法』(大西 泰斗、ポール・マクベイ・著/ナガセ)

これは、「話すための文法」を学ぶのにうってつけのテキストです。イラストとコラムが多いので、英語の文法事項をビジュアルで理解できます。

◆使い方のコツ◆

テキストに出てくる例文すべてを、完璧に丸暗記できるまで使い倒します。暗記をする際には、例文を声に出しながら読むと効率的に覚えられます。

≪出社前or帰宅後の25分≫ オンライン英会話

TOEICにこだわらず、自分の受けたいカリキュラムを受講してOKです。レッスンに慣れてきたら、TOEICの問題でわからなかった箇所をオンラインの先生に 質問するといったことにも挑戦していきましょう。

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