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ビジネス #鉄道最前線

小池都知事「満員電車ゼロ」戦略に足りない点 消えた「2階建て車両」、結局は時差通勤頼み?

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1988年からスタートしたフレックスタイム制は大企業を中心にそれなりに普及している。にもかかわらず、通勤ラッシュの混雑が解消しないのは、制度があっても利用が難しいからかもしれない。

小池都知事が拠り所としているのは「クールビズ」での成功体験だ。小泉純一郎内閣で環境相だった2005年、夏季はノーネクタイ、ノージャケットでOKというキャンペーンを実施し、クールビズはあっという間に日本に定着した。

成功の理由はいくつかある。まず、クールビズというキャッチフレーズのわかりやすさだ。今回の取り組みは、クールビズならぬ「時差ビズ」と名付けられ、時差通勤の浸透を狙う。

もう1つの要因は、経済界が一丸となってクールビズを推進したことだ。当時日本経済団体連合会(経団連)会長だった奥田碩氏(当時のトヨタ自動車会長)ら経済界トップがノーネクタイのファッションショーを行うなど、政府だけでなく財界も巻き込み、一気にスタートした。

協議会にはNTT東日本などが参加した。時差出勤の浸透には、賛同企業を増やす必要がある(記者撮影)

今回の時差出勤も「せーの、で一気に定着させたい」(小池都知事)。実施日までにできるだけ多くの参加企業を募りたいとする。

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