西武「座れる通勤列車」の愛称は「S-TRAIN」

コンセント付き新型車両で埼玉-横浜直結

3月25日から運転を開始する「S-TRAIN」に使われる西武の新型車両40000系(提供:西武鉄道)

西武鉄道と東京メトロ、東急電鉄、横浜高速鉄道は1月10日、新たに3月25日から運行を開始する座席指定制直通列車のダイヤや料金などを発表した。

列車の愛称は「S-TRAIN」。座席をロングシートと2人がけのクロスシートの両方に変換できる西武の新型車両「40000系」を使用し、平日は西武池袋線・東京メトロ有楽町線経由で所沢(埼玉県所沢市)-豊洲(東京都江東区)間、土休日は西武秩父線・池袋線・東京メトロ副都心線・東急東横線・みなとみらい線経由で西武秩父(埼玉県秩父市)-元町・中華街(神奈川県横浜市)間を結ぶ。

東京メトロ副都心線、東急東横線、みなとみらい線に座席指定列車が走るのは今回が初めて。愛称の「S-TRAIN」は通勤通学などのさまざまな「シーン(Scene)」、全席指定で快適な「座席(Seat)」、乗り換えのない「シームレス(Seamless)」な直通運転などの「S」から命名したという。

豊洲-所沢の指定席は510円

運転本数は、平日の所沢発豊洲行きが4本、豊洲発所沢行きが3本。土休日は列車によって運転区間が異なり、西武秩父-元町中華街間、飯能-元町中華街間を走る列車がそれぞれ1往復と、元町・中華街発所沢行きが1本運転される。

平日の列車は通勤利用者が主なターゲットだ。豊洲行きの列車は4本のうち午前中は1本だけで、時間も所沢6時24分発とやや朝早いが、豊洲発所沢行きは17時・20時・23時発と3本とも夕~夜間の運転。510円の追加料金で必ず座れ、車両はコンセントやWi-Fi装備とあれば、地下鉄線内から西武池袋線沿線への帰宅客の人気を集めそうだ。

所沢-豊洲間の途中停車駅は保谷、石神井公園、飯田橋、有楽町で、豊洲行きの場合は前2駅が乗車のみ、後2駅は降車のみ可能。所沢行きの場合は逆となる。所要時間は上り・下りとも約1時間だ。

次ページ東横線はホームに指定席券売機
鉄道最前線の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • トクを積む習慣
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • ポストコロナのメガ地経学ーパワー・バランス/世界秩序/文明
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
危機はこれからが本番!<br>コロナ倒産 最終局面

新型コロナウイルスの感染拡大で企業業績に大打撃。資本不足の企業が続出し、大手でさえ資本増強に奔走しています。政府の支援策で倒産は小康状態でも、もはや倒産ラッシュは時間の問題に。苦境の業界をリポートし、危ない企業を見破るノウハウを伝授。

  • 新刊
  • ランキング
東洋経済education×ICT