「3回目の食事」前に必ずフラれる男性の特徴 肉食女子が増えても、結婚を決めるのは男だ

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私は、武史に言った。

「次にお見合いして女性と交際段階に入ったら、毎日メールを入れること。食事3回の壁を越えるの。とにかく3カ月はがんばって動こうね」

「はい」

「前にも言ったでしょう? お見合いは3カ月で決まる結婚なんだからね」

結婚相談所では、交際後3カ月で結婚するかを決める

ここにも“3”の法則があり、仲人型の結婚相談所では、“お見合いして交際に入ったら、3カ月で結婚の意思表示をする”という取り決めがある。もちろん本人たちが、「もう少しお付き合いしていたい」というのであれば、それを尊重するのだが。

“3カ月で、人生の伴侶を見極めていいのか”という声があるかもしれない。しかし離婚率を見てみると、恋愛結婚の離婚率が40%であるのに対して、お見合い結婚の離婚率は10%だ(全国仲人連合会2013年調べ)。その理由を考えるに、お見合い結婚はある程度年を重ねてからの結婚である場合が多いこと。また相手の年齢、年収、どんな仕事をしているかなどのおおまかな情報を身上書で知り“この人となら結婚生活ができる”と判断しての出会いなので、感情を優先する恋愛結婚よりも失敗が少ないこと、などが挙げられよう。ただ、相手の条件がわかっているからこそ、そこにこだわりすぎて前に進めないという欠点もある。そのためにも3カ月の「決断」が必要なのだ。

武史を始め、結婚したいのに結婚がなかなか決められないでいる独身男性たちに言いたい。「結婚」とは、男性が動かなくては決まらない。そして、「結婚」とは「決断」なのである、と。

鎌田 れい 仲人・ライター

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かまた れい / Rei Kamata

雑誌や書籍のライター歴は30年。得意分野は、恋愛、婚活、芸能、ドキュメントなど。タレントの写真集や単行本の企画構成も。『週刊女性』では「人間ドキュメント」や婚活関連の記事を担当。「鎌田絵里」のペンネームで、恋愛少女小説(講談社X文庫)を書いていたことも。婚活パーティーで知り合った夫との結婚生活は19年。双子の女の子の母。自らのお見合い経験を生かして結婚相談所を主宰する仲人でもある。公式サイトはコチラ

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