「知り合いかも」に知らない人が頻出するワケ フェイスブック流「友達探し」の仕組みとは?

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どのようなところに手掛かりがあるのか(イラスト:グリー)

フェイスブックが「知り合いかも」を表示する仕組みですが、まずおなじみなのは「共通の知り合い」でしょう。AさんとBさんはつながっていないけど、共通するCさんという友達がいる。だから、AさんとBさんも知り合いじゃない?というヤツですね。

また自分がフェイスブックに登録した「勤務先」や「出身校」なども「知り合いかも」を表示する手掛かりになっています。

アドレス帳の連携でも表示される

そして、スマホや他社サービスのアドレス帳をフェイスブックに連携させた場合は、当然そこに載っている人たちも「知り合いかも」に表示されますよね。コレ逆もしかりで、どこかでアナタの連絡先をインポートした人がいれば、その人も「知り合いかも」に表示されます。

さらには「AさんとBさんはつながっていないけど、どちらのアドレス帳にもCさんがいる」という場合。連絡先が重複しているだけで、「AさんとBさんは知り合いじゃない?」と表示されます。

そのほかにも、同じイベントに登録したり、同じ写真にタグ付けされたり、同じ記事に“いいね”しただけでも、「知り合いかも」の手掛かりになるそうで、アラ、そんなところまで見ていたのね、という感じですよね。

そして、フェイスブックが「知り合いかも」を表示するこのロジック、実はすべてが公開されているワケではありません。フェイスブックの公式アナウンスでは「“その他の要素”からも『知り合いかも』を表示させる」としており、実は“その他の要素”が、「同じアパートの隣人」や「娘の彼氏」を表示させている原因だったりするんです。

よく言われるのが、「フェイスブックは、ユーザーのインターネット環境を、実はかなり詳しくチェックしている」という話です。

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