養命酒が軟派なキャンペーンを連発するワケ デカふにゅ、ゴルゴ13・・・その狙いは?
あの硬派で知られた養命酒が、おしゃれとはほど遠いツッコミどころ満載のグッズで、Web限定のキャンペーンを展開している。
1月31日で終了するのは、高さ1.3メートルマイクロビーズクッションに腹巻きのセットを抽選で20名様にプレゼント――。題して「デカふにゅ抱き枕セットプレゼントキャンペーン」だ。
おしゃれとは言えないが、クオリティには太鼓判
クッションは養命酒の箱と同じ赤い地にでかでかと養命酒の文字。感触は、あの「人をダメにするビーズクッション」のキャッチコピーで有名な、ビーズソファとほぼ同じものを使っている。
さらに、外れた100人には、養命酒のラベルを忠実に再現したデザインの腹巻もプレゼントする。クッションも腹巻も、「おしゃれ」や「洗練」とはほど遠いが、クオリティは高い。
今年の冬はこのデカふにゅ抱き枕セットに加え、昨年内で終了したスーパー銭湯の極楽湯とのコラボキャンペーン、3月26日まで続ける「ゲームでポカポカLET'S PLAY]という3弾のマーケティングキャンペーンを展開する。
特にゲーム企画は、スマホゲームに勝つと、得点別に景品がもらえるというもの。景品は「MC Yomay」と「DJ Shu」の男女デュオが歌う「胃腸で上々!」の12インチアナログレコードと腹巻のセット、蝶ネクタイ、養命酒の成分で作ったタブレットなどだ。
アナログレコード12インチにたった3曲しか入っておらず、当選者は自分でプレイヤーを用意する必要がある。ちなみにこのデュオはプロのアーティストではなく、この企画のスタッフ関係者だが、「女性のMC Yomay
」はプロ顔負けの歌唱力」と、会社側は説明する。
2013年から2015年まで展開したマンガ「ゴルゴ13」とのコラボキャンペーンでは、養命酒が入ったアタッシュケース、アタッシュケース型名刺入れ、ゴルゴ13の絵柄付きスキットルが景品だった。
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