狙うは美活女子!あの養命酒が挑む新舞台

健康飲料や果実酒を投入、デザインや販促も大胆に

「きれいになろう!」――。アイドルのようなピンク色のドレスをまとった女性芸人7人が、笑顔で語りかける。6月3日に発売された「食べる前のうるる酢」のテレビCMだ。

「うるる酢」は、「食事はまず野菜から食べる」という近年注目されているダイエット手法であるベジタブルファーストの考え方を基に、その名のとおり酢をベースにした健康飲料。美容や体型の維持に関心の高い女性、“美活女子”とも呼ばれる客層をターゲットとしている。ピンクのボトルに丸く大きな赤い文字、かわいらしいデザインが目を引く。

薬用養命酒で培ったハーブのノウハウを生かす

ただ、ふとボトルに目をこらすと意外なことに気づく。「Yomeishu」のロゴだ。実はこの「うるる酢」、滋養強壮剤「薬用養命酒」を手掛ける、養命酒製造の新商品なのである。養命酒の得意とするハーブの美容・健康機能を生かして商品を開発。首都圏のコンビニエンスストアで売り出すという、同社としては初の試みにも挑戦している。

さらに養命酒製造は、「うるる酢」と同時期に、スーパー、酒店向けにも「林檎(檸檬)とハーブのお酒」という新製品を投入している。こちらも美容への効果を訴求する製品で、パッケージには鮮やかなピンクと黄色を使用し、フルーツやケーキのイラストも挿入。これまでの同社製品にない、華やかなイメージに仕上げた。

真っ赤な箱、武骨な茶色い瓶、「東洋医学の文献には、女性は7の倍数、男性は8の倍数の歳に体調の変わり目が訪れ・・・」と始まるテレビCM――。養命酒と聞けば、健康、長寿を意識する中高年層以上をメインターゲットとするあの商品を誰もが思い浮かべるだろう。

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