有料会員登録 東洋経済オンラインとは
政治・経済・投資

なぜ情報鎖国・北朝鮮で携帯が増えている? わずか1年強で保有台数が2倍、200万台を突破

4分で読める 有料会員限定
2/3 PAGES

携帯販売でもガッポリ儲ける北朝鮮当局

平壌を訪れると、老若男女、市民の誰もが携帯電話を手にし、通話やメッセージサービスを楽しんでいるのがわかる。端末は主に中国から輸入されたものが多いが、北朝鮮ブランドを付けた端末もある。中国の携帯電話メーカー関係者は、「2013年中に中国から北朝鮮に50万台を輸出する計画で、そのうち10万台はスマートフォン」と打ち明ける。それだけ、携帯電話への需要が高まっているようだ。

では、実際に北朝鮮の人々は携帯電話でどんなサービスを楽しんでいるのか。端末はいわゆる「ガラケー」が多いが、音声通話やメッセージ送受信、ウェブブラウジング、さらにはゲームや動画撮影も楽しめる。端末価格は、最近では100~250米ドル(約9700~2万5000円弱)で販売されているのが主流のようだ。通話料は電話局や郵便局で納付し、先払いの形で、北朝鮮ウォン5000ウォン(実勢レートで1ドル=8000ウォン)程度を支払い、その後例えば「5ユーロ」(約630円)や「10ユーロ」(約1260円)とチャージして利用されているという。端末の販売では、北朝鮮当局もこれまで、少なくとも2億米ドル以上の収益を上げているという話も出ており、いずれにしろ携帯電話事業は好調のようだ。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

政治・経済・投資

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数