男性上司「そのママたちが、何でブームになるんだよ? あれか? 不倫願望か?」
最低なご意見は華麗にスルーさせていただいて、以下の「全国の10〜70代までの女性1000人に聞いた『あなたの好きなママタレ』」のアンケート結果をご覧ください。
1位 北斗晶 240
2位 松嶋菜々子 136
3位 竹内結子 75
4位 土屋アンナ 72
5位 三浦りさ子 50
(「好き&嫌いなママタレ」『女性自身』光文社 2013年4月8日)
ママタレはなぜ人気か?
ちなみに「ママタレ」の多くが、実は本業よりも副業でかなり稼いでいるとも言われています。10位の梨花さんは昨年4月から代官山の駅前にカフェを併設した店舗で雑貨やアパレルを販売しており、ルームウエアが2万円、ノート1890円とお値段高めながら売れ行きがよく、当初の目標であった年商4億を達成されたそうです。
どうしてママタレがここまでブームなのでしょうか? 私の主宰する営業部女子課で聞いてみたところ、
・家庭と仕事を両立させ、幸せに暮らしている姿は輝いてみえる。
・家事と育児、そして仕事も両立するのは難しいこと。すべてをこなしているようなママタレントを見ていると、やっぱり母親は偉大だと実感します。
・子供を産んでいても、若々しくきれいで、あこがれる存在。
という声が多く見受けられました。昔はママタレといえば、「子育てもせずに遊んでいる」と揶揄されたものですが、今では「妻でありながら、母であり、それなのに美しい」と羨望の的になっているのです。まさに「美しいだけでは物足りず、欲張りに“両立”している」のです。僭越ながらも、われわれ営業部女子課のスローガンは「『かしこカワイイ』オンナを目指そう!」で、それは「かしこ=賢く知的に結果を出す」「カワイイ=女性らしさを失わない」を意味します。このスローガンに無数の女性が共鳴して入会いただいているのは、やはり「両立」を目指す、新しい価値観が生まれてきているからだと思います。
男性上司「……ふん。でもどうせさぁ」
「でも」「だって」「どうせ」――これが成功しない人の口癖です。このような男性上司のために、最近の人気ドラマの傾向もお伝えしましょう。実はドラマも、女性の社会進出に伴い、作品の傾向が変化してきているのです。たとえばビジネス要素をふんだんに盛り込んだ新機軸としてオフィスを舞台にしているドラマでは、世間の話題を集めた「ショムニ」や「ハケンの品格」など“大組織の時代”から“個の時代”へと移行する社会変化をうまくとらえているものが増えてきました。中でも2012年8月にオンエアされた小栗旬さん主演の「リッチマン、プアウーマン」は……。
男性上司「どうせ小栗人気だろ?」
いつまでたっても頑固な男性上司さんですね。では、このドラマの名言の数々をお届けします。
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