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もう一つ重要なことは、あまり指摘されていないが、デフレが長く続くことで企業が価格を支配する力のようなものが落ちているのではないか。価格支配力とは、独占企業が好き勝手な価格をつけるという意味ではなく、ほかの企業とは差別化された商品を出し、価格もその商品の価値に見合うように設定できるということだ。
たとえば、多くの企業は巨額の研究開発コストをかけて商品を開発し、いろいろな技術革新を行なっている。その分、商品の値段を上げることでかかったコストを回収したいと考えているが、日本企業はその意味での価格支配力が落ちてしまっている。
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