年収1000万円「個人輸入業32歳主婦」の懐事情 収入は全部お小遣い!生活費は夫持ち
世間一般的には花形といわれる「年収1000万円」。
平成26年度の民間給与実態統計調査(出典:年収ラボ)によると、年収1000万円越えは日本の労働人口の4.1%。30代以下に限定するともっと比率は下がり、40,50代になると徐々に比率は上がるだろう。
年収1000万円プレイヤーはどのようなライフスタイルを送っているのだろうか。世間が思うような夢の暮らしなのか、それとも……?
取材を通して、彼らの実際の家計簿から支出傾向を探る。独身の総合商社マン、養育費をかける外資系コンサルタント、飽き性な会社役員、交際費が多すぎて彼女に振られた広告代理店マン、大学病院の勤務医、表参道の歯科医、大手出版社の編集者、フリーランスコンサルタントの家計簿を紹介した。
今回は、1000万円稼ぐ主婦の暮らしをレポートする。
優雅な専業主婦のように見える彼女の場合
<今週の1000万円プレイヤー>
名前:詩織(32)
職種:輸入業(個人事業主)
年収:額面 1080万円/月の手取り 67万円
住居:赤坂(家賃は夫持ち)
結婚:既婚(4年目)
名前:詩織(32)
職種:輸入業(個人事業主)
年収:額面 1080万円/月の手取り 67万円
住居:赤坂(家賃は夫持ち)
結婚:既婚(4年目)
赤坂の某高級タワーマンションのエントランスに現れた詩織さんは、一見この付近でよく見かける優雅な専業主婦に見える。
無造作にまとめられた艶のある栗色の髪に、透明感のある肌。淡い水色のサマーニットに、鮮やかなブルーのフレアスカートがよく似合っている。足元のレースアップのパンプスもオシャレだ。
「周囲からは専業主婦と思われがちなのですが、これでも結構忙しいんですよ。」
そう言って優雅に微笑む彼女は、約4年前、結婚を機にそれまで勤めていた金融系の会社を退職した。しかし、ほどなくして趣味のように始めた海外の食器や雑貨集めが友人知人から評判となり、輸入業を開始した。
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