“構造不況”のシャツ業界で、儲ける方法 専門店トップ、東京シャツの鈴木社長に聞く
今、考えているのは、同じシャツでも違う業態を始めること。非常に注目しているのがオーダーワイシャツで、昨年からシャツのフルオーダーを実験的に埼玉・越谷のイオン・レイクタウンにある100坪の大型店で7坪くらい使ってやっています。
生地は500種類、素材から生産地まで選べるようにして、お客様一人ひとりの型紙をすべて起こす。2週間の納期だから松戸の自社工場で作る国産です。これが想像以上に好調でもうリピーターがついてきた。スーツもそうですが、20~30代でオーダーの需要が高まっているんです。
シャツでイノベーションを起こす
これを今年の秋から少しずつ東京や大阪などの都心型業態にも広げていきます。イージーオーダーやパターンオーダーはすでに他社や当社でもやっていますけど、フルオーダーというのは業界でも初の試みになります。
これからもシャツでイノベーションを起こして、世界1位のシャツ専門店になりたい。まだまだ夢は大きいです。
(撮影:梅谷 秀司)
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