“構造不況”のシャツ業界で、儲ける方法 専門店トップ、東京シャツの鈴木社長に聞く

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今、考えているのは、同じシャツでも違う業態を始めること。非常に注目しているのがオーダーワイシャツで、昨年からシャツのフルオーダーを実験的に埼玉・越谷のイオン・レイクタウンにある100坪の大型店で7坪くらい使ってやっています。

生地は500種類、素材から生産地まで選べるようにして、お客様一人ひとりの型紙をすべて起こす。2週間の納期だから松戸の自社工場で作る国産です。これが想像以上に好調でもうリピーターがついてきた。スーツもそうですが、20~30代でオーダーの需要が高まっているんです。

シャツでイノベーションを起こす

これを今年の秋から少しずつ東京や大阪などの都心型業態にも広げていきます。イージーオーダーやパターンオーダーはすでに他社や当社でもやっていますけど、フルオーダーというのは業界でも初の試みになります。

これからもシャツでイノベーションを起こして、世界1位のシャツ専門店になりたい。まだまだ夢は大きいです。

(撮影:梅谷 秀司)

秦 卓弥 東洋経済 記者

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はた たくや / Takuya Hata

流通、石油、総合商社などの産業担当記者を経て、2016年から『週刊東洋経済』編集部。「ザ・商社 次の一手」、「中国VS.日本 50番勝負」などの大型特集を手掛ける。19年から『会社四季報 プロ500』副編集長。21年から再び『週刊東洋経済』編集部。24年から8年振りの記者職に復帰、現在は自動車・重工業界を担当。アジア、マーケット、エネルギーに関心。

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