34歳「子なしセレブ専業主婦」、ホンネ炸裂! 東京カレンダー「新・婚活事情」<7>
「仕事も子供もなくて、1日、何してるの?」
と、よく聞かれますが、午前中はだいたいヨガやパーソナルトレーニングで汗を流し、その後は友人とランチをして、エステや買い物に行き、夜は外でディナーを食べたり、家でワインを飲みながら映画や読書を楽しんで、ゆっくりしています。
家事はしますけど、週に2回家政婦さんが来てくれるので、念入りにはしません。あ、でも愛犬のトイプードルのお世話は結構忙しいですね。1日2、3回散歩をしますし、トリミングにもマメに通っているので。
夫から貰っている生活費ですか?月額で決まっているわけではないですけど、クレジットカードを作ってもらっているのと、彼の口座のキャッシュカードは持っているので、だいたい50万円くらい使っていると思います。ブランド物を買うときは、もう少し使います。
家? 森ビルのレジデンスですよ。ジムやスパもあるし、カフェやスーパーも近くにあるので、とても便利です。
専業主婦批判は「大きなお世話」です
こんな話を特に気を遣わずに周囲にペラペラと話すと、決まって嫌味を言われます。
「いい加減、ヒマにならない?」
「子どもは作らないの?」
「社会と繋がっていないと、視野が狭くならない?」
上品ぶった女に限って、微妙に顔を歪めながらこんなセリフを口にするんですね。
以前、たまたま結婚前にデートしていた男の子に再会して、突然怒られたこともあります。「そんな生活は良くない。こずえは、全く生産性のない生活を送ってる。社会との繋がりを持つか、子供を作った方がいい。そんな愛人みたいな生活してて、幸せなのか」って。
そんなことを言っていました。大きなお世話というか、笑っちゃいますよね。確かに、最近の東京恋愛市場のトレンド的には、女性は美人で女らしいだけではなく、子供は勿論ですが、それなりのキャリアがある方が評価されるようですね。
そんな流行りに流されて、10年近くも専業主婦をしている私に対して、批判的な態度を取ったり馬鹿にする人たちって、本当に多いです。直接でなくても、WebメディアやSNSでも、「子どものいない専業主婦」が批判されているのも、よく見かけます。
もちろん、主婦業をしながら仕事を続けていたり、ましてやお子さんもいるのに起業されている方は、本当に凄いと私だって心から尊敬しますよ。
それに、稼げる女性が奥さんだなんて、私が男性だったとしても、お得感を感じると思います。でも、そうなりたいとか、羨ましいとか、全く思いません。自分の生活を、人と比べてSランクだとか思っているわけではありませんが、私はただ、自分の人生が気に入っていますから。
あ、一ついいことを教えてあげましょうか?